この記事では、我が家で飼育しているトッケイゲッコーの飼育方法、飼育環境についてご紹介いたします。
これからトッケイを飼育される方、現在トッケイゲッコーを飼育されている方の参考になれば幸いです。
飼育方法
我が家でのトッケイの飼育方法をご紹介します。
温度
まずは温度ですが、25度〜28度をキープしています。
寒い冬などにはパネルヒーターを壁にケージの壁に貼り付けてあげると喜んでそこで体を温めてくれます。
東南アジアの暖かい地域に生息している種なので、温度が高いほど活発になります。
餌
餌はジャイアントミルワームとデュビアを与えています。
与え方は浅いお皿の上にデュビアとジャイアントミルワームを置いておく形です。
我が家のトッケイはワイルド個体なので、ピンセットからは食べてくれません。
国内で出回っているトッケイのほとんどはワイルドだと思いますので、ワイルド個体はピンセットから餌を与えることは諦めたほうがいいでしょう。また、固形の人工飼料なども諦めたほうがいいです。
もちろん例外もあると思いますが、ほとんどの個体は生きた昆虫しか食べないと思われます。
水
水は1日1回霧吹きをしています。
ケージレイアウトについた水や壁の水をペロペロと舐めてくれます。
霧吹きは毎日欠かさず行いましょう。
飼育環境
我が家のトッケイの飼育環境についてご紹介いたします。
ケージ
ケージは大型の衣装ケースを使用しています。
衣装ケースを使うメリットとしては、
・安い
・軽くて持ち運びがしやすい
・メンテナンスが楽
トッケイはサイズが大きいヤモリなので、必然的に大きなケージが必要になってきます。
大きなケージは結構な価格しますが、衣装ケースだと安価で手に入れることが出来ます。
また、ガラスケージなどと比較してもかなり軽いので、メンテナンスが楽です。
衣装ケースを使用する際のデメリットとしては、
・半透明素材なので鑑賞に不向き
・空気穴を開けたり、少し工夫が必要。
衣装ケースは軽くて安くて非常に便利ですが、半透明素材なので鑑賞には不向きです。
ブリーダーや多頭飼育されていて、鑑賞がメインでない方にはおすすめです。
また、衣装ケースは飼育用に売られている商品ではないので、空気穴がありません。
よって、自分で穴を開けたりして細工しないといけません。
うちではこのように蓋の部分を細工しています。
レイアウト
我が家のレイアウトは100均に売っている造花と板を1枚入れています。
現地のトッケイは人の家の屋根裏などにいることが多いようなので、その環境に合わせて木の板を入れています。
また、造花に関しては緑を加えて、少しだけレイアウト感を出したかったからです。笑
床材
床材はペットシーツを使用しています。
トッケイは身体が大きい分、尿の量が多いです。
したがって、キッチンペーパーなどはすぐに汚してしまいます。
また、力も強いのでキッチンペーパーはあっという間にぐしゃぐしゃにされてしまいますので、ペットシーツがオススメです。
以前、ウッドチップを使用していたことがあるのですが、置き餌をしているので餌と一緒に誤飲してしまいそうになったことがありました。そのような誤飲の危険性が高いのでウッドチップは良くないと思います。
まとめ
我が家ではこのように飼育していますが、飼育方法に関しては多岐に渡ると思います。
どれが正解かどうかなんてないと思いますので、あくまでも参考として読んでいただけると嬉しいです。
この飼育方法はブリーダーや多頭飼いしている方にはおすすめの飼育法だと思いますので、ご参考にしてください。