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タンジェリンの特徴
タンジェリンの体色はオレンジ色で、みかん(英名:tangerine)のような色をしているのが特徴のヒョウモントカゲモドキです。
モルフ名は見た目からそのまま命名されていますね。
作出については、オレンジの強い発色をした個体同士を長い年月かけてを掛け合わせて作られたようです。つまり、多因子遺伝に該当します。
また近頃では、タンジェリンは爬虫類イベントやショップなどで必ず目にするメジャーなモルフとなっています。
メジャーすぎて、今やノーマルのハイイエローの流通を超えている印象もあります。(個人的主観ですが)
関連記事:ヒョウモントカゲモドキのハイイエローとは?レオパの原点となったモルフ。
タンジェリンの魅力
世界中にたくさんのタンジェリンファンがいます。それくらい有名で人気のモルフです。
タンジェリンの魅力は沢山ありすぎて、この記事だけではすべてをお伝えすることができないかもしれませんが、伝えれる範囲でまとめさせていただきます。
体色の美しさ
なんと言ってもオレンジ色の体色は強烈で、ヒョウモントカゲモドキに興味のない人でも確実に「綺麗」と言うであろう美しさがタンジェリンにはあります。
私も数あるヒョウモントカゲモドキのモルフの中で、タンジェリンが1番綺麗だと言っても過言ではないと思っています。
世界中にたくさん存在するブランドライン
タンジェリンは多因子遺伝のモルフのため、ある特徴を持つ個体同士を選別交配し続けることで、独自の体色を持った個体を生み出すことが可能です。
その生み出された個体を業界ではラインと呼びます。血統と同じ意味合いを持ちます。
有名なラインは、濃い赤の強いJMG Lineのブラッドやオレンジ、赤色がとても強く出るTUG Lineのトルネードなど。
他にも世界中に何十種類ものラインが存在し、続々と新しいラインが誕生しています。
このように、時間をかけた選別交配で特徴の強い個体を作出できるタンジェリンは、飼育者全員がオリジナルモルフを作出できる可能性を秘めているとも言えます。
コンボモルフもアツい
オレンジの特徴を生かして、その他モルフ と掛け合わせることで新たな表現を出せるポテンシャルも持ち合わせています。
例えば、サングローと言うモルフはトレンパーアルビノとスーパーハイポタンジェリンを掛け合わせたキャロットテールのヒョウモントカゲモドキです。
サングローについては以下に記載。
>>【レオパモルフ紹介】サングローとはどんなモルフ ??タンジェリンとの違いとは?
また、最近個人的に気になっているのはタンジェリンとブラックナイトを掛け合わせた個体ですね。かなり黒みが深いタンジェリンが生み出されています。
販売価格
タンジェリンの価格はブランドラインや個体の美しさに左右されるので、価格相場はピンキリと言えるでしょう。安いものでは1万円以下、高いものでは何十万もする個体もいます。
したがって、タンジェリンの価格相場は1万〜30万くらいと考えれば良いと考えます。
タンジェリンのうち、1番流通量の多いノーマルのタンジェリンの場合、15,000円前後くらいでしょう。
あくまでも値段は筆者の主観なので、参考程度でお考え下さい。
まとめ
いかがでしたか?タンジェリンはヒョウモントカゲモドキ界の顔と言って良いほどメジャーなモルフです。
そして、まだまだモルフとしての可能性を秘めた奥の深いモルフでもあるため、世界中にタンジェリンファンがたくさんいるのも納得ですね。
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Youtubeもあります
うちで飼育しているオレンジ系のレオパの紹介動画です。