ニシアフリカトカゲモドキ

レオパやニシアフが拒食!?その時の対応を紹介します!【実体験あり】

レオパードゲッコー拒食対処法

こんにちは、ユーレプタイルズです!

この記事にたどり着いたということは、飼っているレオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)やニシアフリカトカゲモドキがご飯を食べない!という事で困ってはいませんか?

餌を食べないなんて、すごく心配ですよね。

レオパやニシアフは爬虫類の中では飼育しやすく、爬虫類初心者の方にもおすすめなんですが、拒食を含め、やはり生き物を飼育しているとトラブルは付き物だと思います。

実は私の飼っているレオパも拒食をしたことがありました。しかしある対応を行ったことで、現在はよくご飯を食べてくれる健康体に戻ることが出来ました

今回はレオパやニシアフの拒食時の対策について説明していきたいと思います。

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レオパやニシアフの拒食とは?

簡単に言うと餌を食べなくなることです。

レオパやニシアフは基本的に週に1~2回程度の給餌が必要なのですが、クーリング中や脱皮前などは意図的に餌を食べなくなる事があります。

元々尻尾に栄養をため込んでいるので、栄養状態が良い成体(いわゆる大人)であれば最大で1か月程度は餌を食べなくても大丈夫です。

しかし成長期のベビーであれば1~2週間程度の拒食でも命を落とす可能性があるので、成体と比較してもシビアに考える必要があります

 

レオパやニシアフの拒食の原因

では何故拒食が起こってしまうのでしょうか?

おおよその原因を以下にまとめました。

・ストレスに晒された

・ケージ内の温度が低い

・餌を与えすぎている

・餌に飽きてしまった

それではそれぞれについて説明していきたいと思います。

ストレスに晒された

レオパやニシアフはストレスに非常に弱い生き物です。

些細なストレスをきっかけにして生きる上で必要な行動をストップさせてしまったりするのです。

私の飼っているレオパが拒食したのもストレスが原因でした。コオロギを餌として与えていた時に、顔をコオロギに噛まれてしまい、その後摂食行動をとることが出来なくなってしまったのです。

ケージ内の温度が低い

ケージ内の温度が低いことでレオパやニシアフは食欲・活動量が低下してしまいます。

これにより餌を食べる行動もしなくなってしまう事があります。

元々交尾前はケージ内温度を下げ、わざとクーリングをさせて、同時に給餌をしないようにするくらいなので、気温の変化でレオパやニシアフが餌を食べなくなるのは理解が出来ますね。

交尾をさせるためのクーリング期間などではない限り、ケージ内の温度は25度前後~30度を保つようにしましょう。

また、ケージ内の温度が低いままに餌を与える事で、消化不良を起こす事もあります。

適切な温度管理は健康的な飼育のためのは必要不可欠ですね。

餌を与えすぎている

元々週に1~2回の頻度で良い餌ですが、それ以上の高頻度で餌を与えていたり、非常に栄養価の高いハニーワームなどの餌を連続して与えていた場合などは、その後しばらく餌を食べなくなったりします。

お腹がいっぱいな状態ですね。

餌の頻度は、もちろん個体差や成長度合いによっても変わってきますが、体幹や尻尾が太いうえに、ワキにも脂肪がついた状態(通称ワキプ二)は太りすぎです。

適宜身体の状態を観察して、太りすぎていないかを確認してください。

餌に飽きてしまった

生き物ですから、そういう事もあるみたいです。笑

こういう所も愛らしいな~と思いますが、餌は食べてほしいですよね!

 

拒食をした時の対策方法

それではそれぞれについての対処方法を説明していきます!

ストレスで拒食した時の対処法

まずレオパやニシアフがお迎えしたばかりの場合は、その時期が彼らにとって一番ストレスを感じている時期なはずなので、

3日程度は餌を与えたりハンドリング(手に乗せる事)はもちろん、近くで見ることも控えてください。また、お迎えしたばかりでない場合でも、過度のハンドリングやケージ内環境を何度も変える・大きな音に晒されているなどでもストレスにはなります。

上記など、ストレスの理由がわかる場合は、まずそのストレスの原因を解決してあげてください。

一番困るのは原因不明のストレスで、長期拒食をしている時ですね。

レオパやニシアフはなかなか強制給餌もできないので、餌を食べてくれる環境を地道に作っていく事しかありません。

私のレオパが拒食をした時は、コオロギに噛まれたショックで1か月以上全く餌に興味を示さなくなったのですが、その時にとった対処方法は、デュビアをちぎって体液の臭いを直接嗅いでもらうという方法でした。

体液の臭いを嗅いだ瞬間、レオパがはっきり餌を認識し、そのまま餌を食べ、以降拒食もなくデュビアを食べる生活を続けてくれています。

今でもその子にはコオロギはなるべく与えないようにしています。

この子は成体でしたが、ベビーであれば生餌の頭は取って与えるのが噛まれるリスクも低くなり、良いと思います。

ケージ内の温度が低い時の対処法

・爬虫類を飼っている部屋自体の温度を上げる

・専用の温室を作る

・暖突などの爬虫類専用の温度調整器具を取り付ける

・パネルヒーターを敷いている範囲を広くする(床面全面がパネルヒーターとなる事は避けてください)

などの工夫をして、何とかケージ内の温度を上げてもらえたらと思います!

 

餌の与えすぎ・餌に飽きた時の対処法

身体を確認して太っている場合や、連続して餌を与えている自覚がある場合・ハニーワームなどの栄養価の高い餌を続けて与えていた場合などは、給餌間隔をあけてみてください。

また同一の餌を数か月~年単位で与えていたあとに拒食した場合などは、餌の種類を変えてみてください。

生餌を与えていた時は人工フードにしてみるのも良いでしょう。

経験上レオパゲルなどは食いつきも良いと思います。

逆に虫が嫌で今まで人工フードを与えていた、という方は、乾燥コオロギなどで対応ができると思います。

その他

レオパやニシアフは目があまりよくありません。

モルフ(種類の事)によっては更に弱視の子もいます。

動くものを餌と認識して食べてくれるのですが、明るい場所だと眩しくて餌が見えていない可能性があるので、そういう場合は部屋を暗くしたり影を作ったりして、餌を認識してもらうと良いでしょう。

 

まとめ

拒食の原因は多岐に渡りますし、実際レオパやニシアフ自身が何にストレスを感じるかは個体に応じて様々です。

完全にストレスのない環境というのは、人間と生活を共にしている以上難しいと思いますが、できるだけ快適な環境を作ってあげ、しっかり餌を食べる子に育ってほしいですね!

 

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