こんにちは、ユーレプタイルズです!
よく家の壁やコンビニの窓や、自動販売機にくっついている灰色のヤモリ。
それはニホンヤモリです。
このヤモリは日本全国に生息しており、結構すぐに目にかかることが多いのではないでしょうか?
この記事では、そんなニホンヤモリの飼い方について紹介します!
目次
ニホンヤモリの飼育について
本来、ヤモリの飼育は温度、湿度がかなり大事です。
そのため海外のヤモリ(レオパードゲッコー等)は温度管理をしっかり行う必要がありますよね。
しかし、ニホンヤモリは名前の通り日本に生息するヤモリなので、あまり温度管理にうるさくある必要はありません。
よって、ニホンヤモリの飼育はとても簡単です。
ケージ環境を整え、餌と水をきちんと与えて、真冬と真夏の温度さえ気を付ければ、長く飼育することができるでしょう。
ニホンヤモリにおすすめのケージ
ニホンヤモリは体が小さいので、そこまで大きなケージを用意する必要はありません。
またケージの種類も、ガラスケージからプラケースまで多岐にわたって飼育することが出来ます。
出来れば高さのあるケージを選ぶのがオススメです。
ニホンヤモリは樹上性のヤモリと呼び、壁を登るタイプのヤモリなので、ケージにある程度の高さがあると。活動の幅が広がります。
以下、ケージ種類別のおすすめのケージとなります。
ガラスケージ
グラステラリウムと呼ばれるケージです。かなりおしゃれな作りになっており、爬虫類飼育の業界では、かなり有名なブランドです。
これを買っておけば間違いない!と自信を持って言えるほど、爬虫類飼育に特化した作りとなっていておすすめです。
またサイズ展開もたくさんあって、小さいものから大きなものまであります。
ここではニホンヤモリにとってベストサイズの幅30cm、高さ45cmのものをセレクトしました。
プラスチックケース
よくホームセンターなどで売られているタイプのケースです。
かなり安価な商品で、コスパは最強と言えます。
あまりケージにお金をかけたくないと言う方におすすめですね。
ただ安価な分、デザイン性が悪いのがデメリット。またプラスチックは傷がつきやすいので、見た目を気にする場合は、定期的に買い替える必要があるかもしれません。
高さもないのが難点です。プラスチックケースで高さのあるものを見つけられたら最高ですね。
その他のおすすめの飼育商品
ケージだけでは、まだまだ環境としては足りていませんよね。
例えば、床材やピンセットや餌皿、草木など。
そういったプラスアルファで必要なものを紹介します。
おすすめの床材
床材は上記のような、木くずから作られたものや、土のものを使用すると良いでしょう。
また見栄えは悪いかもしれませんが、個人的にペットシーツやキッチンペーパーで飼育するのもおすすめです。
糞尿のメンテナンスがしやすいです。
おすすめの餌皿
爬虫類用に販売されている餌皿がおすすめです。
正直、餌皿は100均に売っている小さめの食器とかでも代用ができますが、餌虫が皿から脱走してしまうので、きちんと爬虫類用のものを使用することをおすすめします。
おすすめのアクセサリー
飼育する上で、ケージ内に何もないと少し寂しいですよね。
ニホンヤモリは樹上性のヤモリなので、何か登って遊べるようなアクセサリーを入れてみると良いかもしれません。
そこでおすすめなのが、ジャングルバインという商品です。
こちらはツタをイメージした商品で、樹上性のヤモリやカメレオンの上り木として販売されています。
自由自在に折り曲げたりすることができるので、ケージレイアウトを自分なりに作り上げることが可能です。
とてもおすすめのアクセサリーです。
ニホンヤモリに与える餌
ニホンヤモリは小さな昆虫を餌として食べます。
外で捕まえてきた餌を与えても良いですが、寄生虫や病気のリスクになるので、個人的には市販されている餌虫を与えることをおすすめします。
おすすめの餌虫は、以下の3種類です。
これらの餌虫は、爬虫類の飼育で代表的な餌虫とされています。
ニホンヤモリの頭くらいの大きさの餌を与えてください。コオロギは成虫になると意外に大きくなるので、あまり大きなコオロギは与えないように注意しましょう。
昆虫が苦手!と言う方は、人工飼料で飼育することも可能なので、こういった餌を与えてみるのもおすすめです。
ジェル状の人工飼料です。
ただし、外から捕まえてきたヤモリは、人工飼料を食べてくれる可能性は低いかもしれません。
まとめ
ニホンヤモリを飼育するのであれば、きちんとした環境を用意してあげましょう!
ちゃんと飼育すれば、10年以上生きる個体もいるらしい!?
飼育環境を揃えて、ニホンヤモリの飼育にチャレンジしてみてください!
では。