こんにちは!Youreptilesです!この記事ではケヅメリクガメの飼育方法について書いていきます!
目次
ケヅメリクガメの特徴と魅力
大きさ
ケヅメリクガメは世界で3番目に大きなカメで、陸生のカメでは最大です。成体になると、甲長は60cmから80cm、体重は40kgから100kgにもなります。その大きさと力強さは、見る者に圧倒されるほどです。
寿命
ケヅメリクガメは70年以上生きる可能性があります 。その長い寿命は、飼育者との深い絆を築くことができます。また、世代を超えて家族の一員として愛することができます。
性格
ケヅメリクガメは穏やかで好奇心旺盛な性格です 。人に慣れると、飼育者の声や姿に反応したり、頭や首をなでられたりするのを楽しんだりします 。他の小さな亀とは異なり、犬や猫のようなスキンシップを取ることが可能です。
見た目
ケヅメリクガメの甲羅は茶色から黄色で、鱗板に溝があります 。この溝は、光を反射してキラキラと輝くことがあります。また、目は黒くて大きく、まるで宝石のようです。
ケヅメリクガメの飼育方法について
どんなケージが必要?
ケヅメリクガメは大きくなるので、十分な運動スペースが必要です。囲いは堅牢なフェンスで作り、地面にも深く埋め込みましょう。ケヅメリクガメは掘るのが得意なので、脱走を防ぐためです。また、犬小屋や小屋などの遮雨物や、泥濘でできた水場も用意しましょう。
ベビーやヤング、甲長が20cm以内であれば、以下のようなケージで飼育が可能です。
温度管理
ケヅメリクガメは暑さに強いですが、寒さに弱いです。夜間や冬季には暖房器具が必要です。温度は28℃から32℃に保ちましょう。陸場の温度を調節するためには赤外線ヒートランプなどを利用し一部分を暖かくさせます。このようにして、ケージ内でも寒いところと暑いところで分けてあげる必要があげると、リクガメ自身が好きな場所に移動して温度調節をします。s
光照射
ケヅメリクガメはUVB光線(紫外線ランプ)を必要とします。UVB光線はカルシウムの吸収を助けて、甲羅や骨の健康に重要です12。UVBランプを陸場の上に設置して、日中12時間ほど点灯しましょう。屋外で飼育する場合はUVB光線は不要です。紫外線が代わりになってくれます。
水入れ
ケヅメリクガメは水分補給や排泄のために水場に入ります。水場はケヅメリクガメが入れるだけの大きさと深さにしましょう。また、水質が悪化しないように定期的に掃除と交換をしましょう。外部で浸かることもできますが、その場合は水温や衛生状態に注意しましょう。
水温は22℃から28℃にしてあげましょう。冬場は水が冷える可能性が高いので、水槽用ヒーターを使用すると良いでしょう。
エサ
ケヅメリクガメは主に草、野菜、果物、リクガメフードなどを与えます。
草
ケヅメリクガメは草食性で、草や干草を主に食べます。これらはケヅメリクガメの飼育スペースに常に置いておくか、毎日与えるようにしましょう。成体なら2日に一回くらいが良いでしょう。草や干草は、ケヅメリクガメの食事の80%から85%を占めます。
野菜・果物
ケヅメリクガメは野菜や果物も食べますが、これらは栄養バランスを崩す可能性があるので、与えすぎないようにしましょう。野菜や果物は、ケヅメリクガメの食事の15%から20%を占めるべきです。野菜は週に数回、果物は稀におやつとして与えましょう。
リグガメフード
ケヅメリクガメには専用のペレットもありますが、これらは必須ではありません。ペレットは草や干草の代わりにならないので、あくまで補助的に与えましょう。ペレットは週に数回、水でふやかして与えることができます。
食が進まない時に与えると、食欲が増す可能性があります。
サプリメント
食事だけでは栄養が取れない可能性が高いため、補助的にサプリメントを与えましょう。カルシウム不足によるくる病などを防ぐため、カルシウムとビタミンDを餌にまぶして与えます。
ケヅメリクガメを飼育する際の注意点
成長速度について
ケヅメリクガメは非常に早く成長します。幼体の時は手のひらサイズですが、数年で大きくなります。最初のうちは小さいから数年後に大きなケージを用意すれば良いや。と言う考えでは、成長に対してケージの準備が間に合わない可能性があります。
ケヅメリクガメを飼育すると決めたのであれば、お迎え時点で大人になったサイズを想定した環境を先に用意しておくことをおすすめします。
寿命について
序盤でも述べましたが、ケヅメリクガメは70年以上生きる可能性があります。そのため、飼育者は長期的な飼育計画を考えておく必要があります。もし飼育者が亡くなったり、飼育を続けられなくなったりした場合は、適切な引き取り先を見つけられるようにしておきましょう。
病気について
ケヅメリクガメは比較的丈夫なカメですが、環境や食事の不適切な管理によって様々な病気にかかる可能性があります。例えば、カルシウム不足やUVB光線不足によって代謝性骨疾患(MBD)になったり、湿度が高すぎるとカビや真菌感染症になったりします。また、ケヅメリクガメはサルモネラ菌を保有している可能性があるので、触った後は必ず手を洗いましょう。(人に対する影響)
冬場の飼育環境について
ケヅメリクガメは大きく育つので、庭などで飼育すると思います。春〜秋にかけては外で飼育しても問題ないですが、冬場は寒くなりすぎるため、外で飼育することは難しいです。ケヅメリクガメは冬眠をしないので、冬場の環境は工夫する必要があります。
まとめ
いかがでしたか?
ケヅメリクガメは見た目も美しく、人懐っこくてペットとしては最高のリクガメです。
しかし、身体がとても大きいことと、寿命がとても長いので、ちゃんと最後まで面倒が見れなければ飼育してはいけませんよ。
もっとリグガメの飼育方法が知りたい方は、本などを購入してリクガメに関する知識を増やしましょう!
では、爬虫類ライフを楽しんでくださいね!